2009年5月8日金曜日

TABLE FOR TWO Lunch☆

5月6日、広尾にあるJICA地球ひろばカフェ・フロンティアに行き、
食べるのが待ち遠しかったTABLE FOR TWO(TFT)のランチを食べてきた。TFTとは、世界の食の不均衡問題、肥満と飢餓問題を同時に解決すべく活動しているNPO法人のこと。TFTが提供するヘルシーメニューを1食を食べると、その値段から20円がアフリカの子どもたちの1食分の給食になる。いかにもシンプルな考え方だが、2つの問題を同時に解決するモデルであることや、寄付金の使い道が明確なことからすごく興味を持っていた。今回は、カフェ・フロンティアでTFTが食べることができるときき、VOICEメンバーでランチしに行くことになった。店内に漂う異国な雰囲気がとても魅力的だった。一面はガラス張りで外が見えるようになっていたが、そこにはアフリカの子どもたちが食事をするパネルが貼られていて目がひきつけられら。後に店員さんに話を聞くことができたが、これらは電通の方が制作し無常で提供してくれたのこと。やはり開発途上国の問題はボランティア団体、国際機関だけでなく、企業からも注目し、解決に協力していることを実感した。
テーブルに座るなりTFTのメニューをチェック。本日はカレーの1種類だったが、週替わりで色んなバリエーションがあるそうだ。また他のメニューを選びレジにて20円寄付してもいいとのことだったので、私は"あえて"他のメニューを選んでみた。笑 料理はすっごく美味しかった!量もあって、とてもリーズナブル。他のメンバーは「正直味はそこまで期待してなかったけど、すごく美味しくて驚いた」と笑顔で話していた。カフェ・フロンティアはTFTメニュー以外に、フェアトレードのコーヒーなども提供していて国際協力に「食」から様々なアプローチをしていた。この間、TFTのモデルを創案した近藤正晃ジェームスさんが、インタビューで伺った時に仰っていた『「食」は誰にとっても身近で頻繁に接するものであるからこそ、その可能性と影響はとても大きい』ということを改めて実感した。

最後はレジにて箱に20円を入れた。正直今までは「寄付することが恥ずかしい」「いくら出せばいいの?」「今寄付したお金ってどう役にたつのかな」という気持ちや疑問が寄付することの妨げになっていたが、今回は不思議なくらい一切そんなことが起きなかった。むしろ「寄付したい」「これでアフリカの子どもたちの1食の給食が作られるんだ」「私ちょっとは役に立ってるかも」という社会貢献に対する新しい感覚を覚えることができた。
TABLE FOR TWO Lunch☆はもう一回来たくなるような雰囲気と美味しさ、そして飢餓に苦しむ子どもたちに少しながら力になれたという実感まで味わえた素敵なランチだった。

1 件のコメント:

Entre さんのコメント...

おいらが出てる。出てる。