2009年5月3日日曜日

Motherhouseミニ講演

マザーハウス代表、山口絵里子さんのミニ公演に行ってきた★
マザーハウスとは、世界第一貧困国といわれるバングラデッシュで、現地の材料を用いて現地の人々が自力で作ったバックや雑貨を販売するお店である。その商品は世間が持つ偏見、いわゆる「開発途上国が作られたものは品質が低い」に真っ向から立ち向かい、商品にうるさい日本でも通用するような高品質で魅力的な商品作りを突き通す、フェアトレードの標本となる事業である。

そしてマザーハウスの紹介に欠かせないのが、マザーハウスを起業し、自ら経営、そしてすべてのバックのデザインまで1人でなさっている『山口絵里子』さんの存在である。

私は山口さんがお書きになった「裸でも生きる」を読み、山口さんの熱い想いと行動力にすごく驚き、そしてとても魅力の溢れる方だとずっと思っていて、実は一度山口さんがお店にいらしたときに訪れて名刺を渡していた。
その山口絵里子さんがGW(ゴールデンウィーク)期間中、マザーハウスの各店(本日は新宿小田急店)でミニ講演をなさるときき、今日はそれにいってきたのである。

今回のミニ公演は取締役副社長・山崎大祐氏がインタビュアー、山口さんがインタビュイーとなってやりとりする形で行われた。小田急の6-7畳ほどのスペースに沢山の人が集まっていたもんだから、通り過ぎる人もめっちゃ気になっていたはず。笑本日のミニ公演の題は「デザイナー・経営者・起業家として」。
まず、すごくびっくりしたのは、山口さんてお一人で、3つの役割を果たしていらしていること。
普通に専用デザイナーを雇っていると勝手に思っていた‥。
デザイナーを雇うことも真剣に考えていたが、やはり100%山口さんの理念と分かち合える人とであうことはなかなか難しかったと仰っていた。


20分と予定されていた講演が40分にまで及ぶほど沢山の話があったが、
その中から自分の記憶に強く残るいくつかの気付きをまとめておこうと思う。
・バランスの大切さ‥本当に色んな意味で!
・起業家、経営者、デザイナーなど、その肩書きのようなものになろうと思ったことはなくて、
ただ自分がすべきだと思う行動しつづけていたら、そう呼ばれていた。

そして自分の中に一番ぐっときたこと。(正確でないかもだけど)
「バックについてあんまりにも知らなかったから、おかしくなるほど勉強しました」
今からじゃ遅いとか、自分にはそういう才能がないとかの言い訳は一切ない。
やる。やればできると自分を信じきれることにすごく感動した。
それは最近の自分の悩みに触れた一言だった。やはり今日行ってよかった‥


山口さんの今年の目標は、「ネパールで作られたもののお店を出すこと」と仰っていた。
なんと!素材、デザイン、しかも名前さえマザーハウスとは全然違う展開になるとのこと!
早くもその商品やお店の雰囲気が気になってワクワクしてしまった☆

今日何よりも嬉しかったのは‥
山口さんと写真撮れた!
そしてVOICEのことも覚えて下さっていた‥☆







0 件のコメント: